イザイの詩曲 全曲演奏 Vol.2 2027年2月22日(月)日本製鉄紀尾井ホール



竹澤恭子(Kyoko Takezawa ヴァイオリン)
3歳からヴァイオリンを始め、桐朋女子高校音楽科在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、併せてレウカディア賞、黒柳賞を受賞。1986年第2回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで圧倒的な優勝を飾る。以来、"世界のKYOKO TAKEZAWA"として国際的スターダムを昇り続けている。
これまで、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、フィラデルフィア管、モントリオール響、ロンドン響、モスクワ放響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、バンベルク響、バイエルン放響、リヨン管、フィンランド放響、ローマ・サンタ・チェチーリア管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管など、世界の主要オーケストラと共演。指揮者では、クルト・マズア、ズービン・メータ、レナード・スラットキン、シャルル・デュトワ、リッカルド・シャイー、ケント・ナガノ、クリストフ・エッシェンバッハ、ヘルベルト・ブロムシュテット、小澤征爾らと共演している。
2011年フィルハーモニア管弦楽団のスペインツアー、2012年ヘンゲルブロック指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団の日本公演で共演、2014年には東京フィルハーモニー交響楽団100周年記念ワールドツアーのソリストを務め、高い評価を得た。2018年シーズンはデビュー30周年を迎え、各地でリサイタルツアーを成功させた。また、才能教育研究会で学んだ経験を生かし、教育活動とともに、メニューイン、ロン=ティボーなど国際コンクールの審査員も数多く務める。アスペン、ルツェルン、水戸室内管弦楽団、セイジオザワ松本フェスティバル、別府アルゲリッチ音楽祭への参加など、世界的な音楽祭にも出演を重ね、協奏曲、室内楽、リサイタルと幅広く活躍。CDは、RCAレッド・シールより多数リリース。
第3回出光賞、愛知県芸術文化選奨文化賞、第78回中日文化賞を受賞。
使用楽器は、1724年製アントニオ・ストラディヴァリウス。
現在、東京音楽大学教授、桐朋学園大学特任教授。

スヴェルトリン・ルセフ (Svetlin Roussev ヴァイオリン)
1976年ブルガリアのルセ生まれ。パリ国立高等音楽院に入学し、ジェラール・プーレ、デヴィ・エルリ、ジャン=ジャック・カントロフに師事。1994年には、ヴァイオリン部門でプルミエ・プリ、室内楽部門でプルミエ・プリを満場一致で受賞。2001年、第1回仙台国際コンクールで優勝し、聴衆特別賞、バッハの協奏曲の解釈で特別賞を受賞したことで、国際的なキャリアをスタートさせた。また、インディアナポリス、ロング・ティボー、メルボルンなど、数多くの国際コンクールで入賞。
フランス国立管弦楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団、インディアナポリス交響楽団、ブルガリア国立放送交響楽団などに定期的にソリストとして招かれており、北米・南米、アジア、ヨーロッパでのツアーではチョン・ミョンフン、レオン・フライシャー、ユーディ・メニューイン、マレク・ヤノフスキ、エマニュエル・クリヴィヌ、フランソワ=グザヴィエ・ロト、ジョナサン・ノット、ジャン=ジャック・カントロフ、デニス・ラッセル・デイヴィス、リオネル・ブランギエ、リオ・クオクマン、パブロ・ゴンザレス、エミール・タバコフ、ナイデン・トドロフといった世界一流の指揮のもと、コンチェルトを演奏している。
レパートリーはバロックから現代音楽までと幅広いが、長年にわたるブルガリアの音楽に対する貢献に対し、2007年、20016年、2019年にブルガリア文化省より"La Lyre de Crystal"(クリスタル・リラ)が贈られている。
ヴラディゲロフの作品集、イザイ、フランクなどの作品、シベリウスとヴラディゲロフの協奏曲(タバコフ指揮/ブルガリア国立放送響)、イザイをフィーチャーした「ヴァイオリンと管弦楽のための作品集」(カントロフ指揮/リエージュ王立フィルハーモニー管)と「夜の詩曲」(ゴンザレス指揮/リエージュ王立フィルハーモニー管)はリリース当初より高く評価されている。
2008年よりパリ国立高等音楽院の教授として、またジュネーヴ音楽院でも後進の指導にもあたっている。現在の使用楽器は、2024年10月にブルガリア国家より貸与された1716年製ストラディヴァリウス"Baron Wittgenstein"。

池田菊衛(Kikuei Ikeda ヴァイオリン)
神奈川県出身。鷲見三郎、ジョセフ・ギンゴールド、斉藤秀雄、ドロシー・ディレイ、ジュリアードクヮルテット、ナタン・ミルシュタイン、フランコ・グッリに師事。
1974年から2013年まで東京クヮルテット第2ヴァイオリニストとして年間100回以上のコンサートを世界各地で行う。STERN賞(ドイツ)、Sanford Medal(米イェール大学)、平成25年度外務大臣表彰など多数受賞。
録音は60枚以上を数え、グラミー賞に7回ノミネート、年間最優秀室内楽レコーディング賞(英グラモフォン誌と米ステレオレビュー誌)、Diapason d'Or賞(フランス)受賞。
米国イェール大学音楽部(1976年-2014年)、ニューヨーク大学(2013年-2017年)、桐朋学園大学
(2019-2026年)等で教佃を取る。現在、サントリー室内楽アカデミーファカルティ。

磯村和英(Kazuhide Isomura ヴィオラ)
愛知県出身。桐朋学園で齋藤秀雄らに師事。渡米後、ナッシュヴィル交響楽団の副コンサートマスターに就任したが、1968年より全額給費奨学生としてジュリアード音楽院に入学、ヴァイオリンをイヴァン・ガラミアンらに、ヴィオラをワルター・トランプラー、室内楽をロバート・マンらに学ぶ。1969年、東京クヮルテットを結成。1970年インターナショナル・ヤング・アーティスト・オーディションに合格し、またミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第1位となり、国際的な注目を集めた。
同年、ニューヨークでデビューリサイタルを行って以来、東京クヮルテットと共に44年にわたり、ニューヨークを拠点に世界各地で演奏活動を続けた。室内楽の指導には長年積極的に取り組み、イェール大学音楽院で教授を務める他、アメリカ、ヨーロッパ、日本で数多くの室内楽講座を行う。
東京クヮルテットがレコーディングしたレパートリーは幅広く、ハイドンから21世紀の作品に及ぶ。スイスのモントルー・レコード大賞、イギリスのグラモフォン年間最優秀室内楽賞等を受賞した録音も数多く、グラミー賞には7回ノミネートされた。個人としても、ヴィオラ・ソロとソナタのCDをリリースしている。 これまでの使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1731年製ストラディヴァリウス "パガニーニ"。また、2010年に水戸芸術館館長吉田秀和の命により、同館の専属楽団として、庄司紗矢香、佐藤俊介、石坂団十郎、小菅優らと、「新ダヴィッド同盟」を結成。
現在桐朋学園大学特命教授、サントリーホール室内楽アカデミーファカルデイ。

水野優也(Yuya Mizuno チェロ)
1998年東京都生まれ。2025年第76回プラハの春国際音楽コンクール・チェロ部門にて、アジア人として初の優勝を果たし、あわせて4つの特別賞を受賞。
第89回日本音楽コンクール第1位、岩谷賞(聴衆賞)、黒栁賞、徳永賞、そして全部門を通じて最も印象的な演奏に贈られる増沢賞を受賞。第13回東京音楽コンクール第1位および聴衆賞、第23回コンセール・マロニエ21第1位、2024年エンリコ・マイナルディコンクール第1位など、国内外の主要コンクールで高い評価を得る。
プラハ交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、大阪交響楽団、京都市交響楽団などと共演。ソリストとしての活動に加え、国内外でのリサイタルや室内楽公演、国際音楽祭への出演など、ヨーロッパと日本を中心に幅広い演奏活動を展開。 ドイツ・ドレスデン音楽祭、リヒテンシュタイン国際音楽アカデミー、草津夏期国際音楽アカデミーなどよりスカラシップを受けマスタークラスに参加。ローム ミュージック ファンデーション、江副記念リクルート財団奨学生。
2023年、NOVA Recordより「水野優也×反田恭平 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ&ショパン:チェロ・ソナタ」でCDデビュー。同年、オクタヴィア・レコードより高崎芸術劇場でのライヴを収録したCDもリリース。

阪田知樹(Tomoki Sakata ピアノ)
2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール第1位、6つの特別賞。 2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール第4位入賞。
第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて弱冠19歳で最年少入賞。
ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞等5つの特別賞、クリーヴランド国際ピアノコンクールにてモーツァルト演奏における特別賞、キッシンゲン国際ピアノオリンピックでは日本人初となる第1位及び聴衆賞。
極めて広範なレパートリーを持ち、演奏したピアノ協奏曲は50曲を超える。
国内はもとより、世界各地20カ国以上で演奏を重ね、音楽祭への出演多数。クレムリン国際音楽祭では、オール・リスト・プログラムによるリサイタルをニコライ・ペトロフ氏が「世界一のリスト」と絶賛。2018年には、ドイツの名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにてリサイタルデビューを果たした。2022年には、神奈川フィルハーモニー管弦楽団とのピアノ協奏曲弾き振り、及びリストの管弦楽作品日本初演の指揮を行い、指揮者デビュー。
作曲家としても精力的な活動を展開しており、阪田知樹ピアノ編曲集『ヴォカリーズ』、『夢のあとに』、阪田知樹作曲『アルト・サクソフォーンとピアノのためのソナチネ』を音楽之友社より出版。
2015年CDデビュー、2020年3月、世界初録音を含む意欲的な編曲作品アルバムをリリース。国内外でのテレビ・ラジオ等メディア出演も多い。
第66回横浜文化賞文化芸術奨励賞、第32回出光音楽賞、第72回神奈川文化賞未来賞、第27回ホテルオークラ音楽賞、第38回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。

北村朋幹(Tomoki Kitamura 指揮・編曲)
愛知県生まれ。3歳よりピアノを始め、浜松国際ピアノ・コンクール第3位、シドニー国際ピアノ・コンクール第5位ならびに3つの特別賞、リーズ国際ピアノ・コンクール第5位、ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール第2位などを受賞。
第3回東京音楽コンクールにおいて第1位ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞、以来ソロリサイタルをはじめ、オーケストラとの共演、室内楽、古楽器による演奏活動を、時代を自由に行き来するレパートリーで行う。その演奏は「類稀なる時間の感覚。まるで素晴らしい指揮者によるオーケストラの演奏を聴いているよう(パヴェル・ギリロフ)」「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家(濱田滋郎)」などと評されている。
近年では、近現代作品の演奏への評価も特に高く、2022年10月、びわ湖ホール及び、滋賀県立美術館で行った「北村朋幹 20世紀のピアノ作品(ジョン・ケージと20世紀の邦人ピアノ作品)」が、第22回(2022年度)佐治敬三賞受賞。また、2024年にはアーヴィン・アルディッティからの指名を受け、アルディッティ弦楽四重奏団とともに、2曲のピアノ五重奏曲の世界初演に携わる。
録音は、2026年3月発売の新譜「アステリズム」を含む7タイトルのアルバムをフォンテックよりリリース。2021年録音の「ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード」は令和3年度(第76回)文化庁芸術祭賞 レコード部門 優秀賞を受賞。また2023年録音の「リスト 巡礼の年 全3年」ほかの成果が『美的にも知的にも余人を圧倒する音楽家の出現』と評価され、令和6年度(第75回)芸術選奨 音楽部門 文部科学大臣新人賞を受賞。東京藝術大学に入学後、2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。またフランクフルト音楽・舞台芸術大学では歴史的奏法の研究に取り組んだ。
イザイストリングスジャパン Ysaÿe Strings Japan

登坂理利子(Ririko Tosaka コンサートミストレス)
ウィーン私立音楽芸術大学、ローザンヌ高等音楽院ソリスト修士課程、東京藝術大学大学院修士課程を修了。 小栗まち絵、パヴェル・ヴェルニコフ、ルノー・カプソン、堀正文、玉井菜採、白井圭各氏に師事。アンドレア・ポスタッキーニ国際コンクール最高位、クロンベルクアカデミーにてプリンツ・フォン・ヘッセン賞ほか受賞多数。ソリストとしてローザンヌ室内管、パドヴァ管、大阪フィル、京響、日本センチュリー響、関西フィル等と共演。また"Lausanne Soloists" のメンバーとしても活動し、ドイツ、フランス、スイス各地の音楽祭に出演。 2021年度ローザンヌ室内管アカデミー生、2023年度紀尾井ホール室内管シーズンメンバー。現在はフリーランス奏者として活動。

倉沢茉紘 (Mahiro Kurasawa ヴァイオリン)
千葉市出身。ティボール・ヴァルガ国際コンクール(スイス)新曲賞。ヴュータンコンクール(ベルギー)ファイナリスト、聴衆賞。ナポリノヴァコンクール(イタリア)第1位。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て、同大学院修士課程音楽研究科2年次在学中。大学卒業時に同声会賞、アカンサス音楽賞を受賞。モーニングコンサートにて藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。第24回千葉市芸術文化新人賞受賞。これまでに澤和樹、玉井菜採、山﨑貴子、澤亜樹、茂木佳子の各氏に師事。

矢黒花枝(Hanae Yaguro ヴァイオリン)
2003年生まれ。 愛知県出身。 4歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、 東京藝術大学音楽学部を卒業。 学内にて安宅賞を受賞、 モーニングコンサートにて藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。 卒業時にはアカンサス音楽賞、 同声会賞を受賞。 現在、 同大学大学院音楽研究科修士課程在学中。2024年度公益財団法人青山音楽財団奨学生。これまでに水谷千尋、 服部芳子、 玉井菜採、 堀正文、 渡辺玲子の各氏に師事

小川紗果(Sayaka Ogawa ヴァイオリン)
都立総合芸術高等学校、東京藝術大学を経て、同大学院修士課程器楽専攻2年次在学中。東京藝術大学卒業時に同声会賞、アカンサス音楽賞を受賞。第28回ブルクハルト国際コンクール第1位、第1回ヴィヴァルディ「四季」コンクール第1位。大学内オーディションを経て第49〜52回藝大定期室内楽に出演。これまでに、ヴァイオリンを玉井菜採、野口千代光の各氏に、バロックヴァイオリンを戸田薫、荒木優子の各氏に師事。

谷田翔平(Shohei Tanida ヴァイオリン)
滋賀県彦根市出身。
「佐渡裕とスーパーキッズオーケストラ」に4年間在籍。
現在OB団体であるスーパーストリングスコーベに在籍中。
第3回東京国際管弦声楽コンクール弦楽器部門 大学生の部2位(1位なし)
これまでに池川章子、漆原啓子、豊嶋泰嗣の各氏に、現在玉井菜採、漆原朝子の両氏に師事。
東京藝術大学修士課程一年に在学中。

早川ももこ(Momoko Hayakawa ヴァイオリン)
2004年生まれ、名古屋市出身。
名古屋市立菊里高等学校音楽科、東京藝術大学を経て、現在、同大学院音楽研究科修士課程1年に在籍。学内にて卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭2024にて祝祭管弦楽団に参加し北ドイツ各地で演奏。ソリストとして名古屋フィルハーモニー交響楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。これまでに荒川芳子、矢口十詩子、玉井菜採、山﨑貴子、会田莉凡の各氏に師事。2026・2027年度北野生涯教育振興会奨学生。

山﨑祥恩(Kazuhito Yamazaki ヴァイオリン)
東京藝術大学音楽学部4年在学中。第29回日本クラシック音楽コンクール第2位(最高位)、第74回全日本学生音楽コンクール大阪大会第2位・全国大会入選、第25回日本演奏家コンクール第2位及び兵庫県知事賞、第29回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞及び神戸市教育長賞、第25回大阪国際音楽コンクール弦楽器部門Age-U第2位及びセシリア国際音楽賞など他多数受賞。これまでに李陽、木村和代、池川章子、植村太郎、玉井菜採の各氏に師事。
室内楽を玉井菜採、柳瀬省太の各氏に師事。

小暮莉加(Rika Kogure ヴァイオリン)
栃木県宇都宮市出身。東京藝術大学を経て、同大学院音楽研究科修士課程修了。第23回日本演奏家コンクール大学生の部第1位、併せて毎日新聞社賞、横浜市長賞を受賞。選抜オーケストラ共演者として東京フィルハーモニー交響楽団と共演。第25回飛騨河合音楽コンクール聴衆賞受賞。第35回栃木県学生音楽コンクール第1位これまでに、亀岡理枝、柿沼紀子、玉井菜採、吉村知子、川田知子、松原勝也、堀正文の各氏に師事。

田口桜子(Sakurako Taguchi ヴィオラ)
4歳よりヴァイオリンを始め、20歳でヴィオラに転向する。東京藝術大学音楽学部附属高校、同大学音楽学部を経て、同大学院修士課程音楽研究科1年に在学中。第32回ブルクハルト国際音楽コンクール第2位。第2回芦屋音楽コンクール第2位、Classica芦屋賞、ホテル竹園芦屋賞。奏楽堂モーニング・コンサートにて藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。これまでにヴァイオリンを嶽崎あき子、故江島有希子、漆原朝子、山崎貴子の各氏に、ヴィオラを市坪俊彦、佐々木亮の各氏に師事。

尾崎晴野(Haruno Ozaki ヴィオラ)
京都市出身。京都市立京都堀川音楽高等学校を経て、東京藝術大学2年次在学中。学内にて福島賞を受賞。第14回岐阜国際音楽祭コンクールグランプリ。第35回日本クラシック音楽コンクールヴィオラ部門大学の部第2位(最高位)。小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、セイジ・オザワ松本フェスティバルに参加。これまでに横井和美、百武由紀、佐々木亮、今井信子の各氏に師事。

尾見竜志(Ryuji Omi ヴィオラ)
5歳よりヴァイオリンを始め、15歳でヴィオラに転向。第27回日本演奏家コンクール弦楽器部門大学生の部第2位を受賞。これまでに、ヴァイオリンを百瀬久美、水野佐知香各氏に、ヴィオラを大野かおる、市坪俊彦、鈴木康浩各氏に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学2年在学中。

井上帆乃香(Honoka Inoue チェロ)
大阪府出身。第75回全日本学生音楽コンクール全国大会第1位およびNHK会長賞を受賞。第29回日本クラシック音楽コンクール全国大会第2位。文化庁・日本演奏連盟「新進演奏家育成プロジェクト」にて日本センチュリー交響楽団と共演。京都市立芸術大学音楽学部弦楽専攻を首席で卒業。現在、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程に在学中。向山佳絵子氏に師事。

佐藤響(Hibiki Sato チェロ)
第4回刈谷国際音楽コンクール弦楽器部門中学生の部最優秀賞。第27回日本クラシック音楽コンクール全国大会チェロ部門中学校の部最高位。第74回全日本学生音楽コンクール全国大会チェロ部門高校の部第1位。第16回ビバホールチェロコンクール第5位。東京藝術大学早期教育プロジェクトにて河野文昭氏、中木健二氏の指導を受ける。これまでに中島顕、林良一、中木健二、藤森亮一の各師に師事。現在、山崎伸子、向山佳絵子の各師に師事。東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。現在、桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程1年在学中。

中西智紀(Tomoki Nakanishi コントラバス)
1999年東京都出身。明治大学農学部農学科を卒業後、上田能雄氏の下で弦楽器工房の見習いを経て、東京藝術大学へ入学。2024・26年、小澤征爾音楽塾メンバーとしてセイジ・オザワ松本フェスティバルに参加。これまでにコントラバスを池松宏、本山耀佑、山﨑実、吉田秀 各氏に師事し、エスコ・ライネ、他各氏のマスタークラスを受講。現在、東京藝術大学2年次在学中。
イザイの詩曲 第一夜 2025年10月7日(火) 横浜みなとみらいホール小ホール


北村朋幹(ピアノ)
愛知県生まれ。3歳よりピアノを始め、浜松国際ピアノ・コンクール、シドニー国際ピアノ・コンクール、リーズ国際ピアノ・コンクール、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクールで上位入賞、第3回東京音楽コンクール第1位ならびに審査員大賞受賞、以来日本国内、ヨーロッパ各地で、オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽、そして古楽器による演奏活動を行っている。「類稀なる時間の感覚。まるで素晴らしい指揮者によるオーケストラの演奏を聴いているよう(パヴェル・ギリロフ)」「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家(濱田滋郎)」、2020年9月、東京オペラシティ文化財団主催、ケージの作品を中心としたリサイタルは「我が国のピアノ演奏史において重要な一夜と言っても過言ではない(伊藤制子)」と高く評価された。2022年10月、びわ湖ホール及び、滋賀県立美術館で行った「北村朋幹 20世紀のピアノ作品(ジョン・ケージと20世紀の邦人ピアノ作品)」が、第22回佐治敬三賞受賞。2019年~自身のリサイタル企画「Real-time」を展開している。また、2024年にはアーヴィン・アルディッティからの指名を受け、アルディッティ弦楽四重奏団とともに、2曲のピアノ五重奏曲の世界初演に携わる。
録音はフォンテックから『遙かなる恋人に寄す―シューマン「幻想曲」からの展望―』(2011)、『夜の肖像』(2014)、『黄昏に― ブラームス/リスト/ベルク作品集』(2016)、『Bagatellen』(2019)がそれぞれ発売され、2021年録音の『ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード』は令和3年度(第76回)文化庁芸術祭賞 レコード部門 優秀賞を受賞するなど、レコード芸術誌をはじめとする主要な音楽メディアにおいて好評を得ている。2024年3月新譜『リスト 巡礼の年 全3年』をリリース。2025年3月第75回芸術選奨
文部科学大臣新人賞を受賞。
東京藝術大学に入学、2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。またフランクフルト音楽・舞台芸術大学では歴史的奏法の研究に取り組んだ。
これまでに伊藤恵、エヴァ・ポブウォツカ、ライナー・ベッカー、イェスパー・クリステンセンの各氏に師事。ベルリン在住。

山根一仁(ヴァイオリン)
独自の鋭い感性と鮮烈なテクニックをもって、真摯に作品に取り組むヴァイオリニスト。
近年J.S.バッハ作品の演奏に力を入れており、2022年から2023年にかけてトッパンホールで開催されたJ.S.バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲演奏会(全2回)は、大きな反響を呼んだ。2024年は満を持して全曲一挙演奏に取り組む。2024年9月キングレコードから「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲集」をリリース。
1995年札幌生まれ。
中学校3年在学中の2010年に第79回日本音楽コンクール第1位、およびレウカディア賞、黒栁賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)並びに全部門を通し最も印象的な演奏・作品に贈られる増沢賞を受賞。同コンクールで中学生の1位は26年ぶりの快挙であった。
以後、桐朋女子高等学校音楽科(共学)に全額免除特待生として迎えられ2014年3月に首席で卒業。高校在学中より国内外の音楽祭、マスタークラスでソロ、室内楽ともに研鑽を積み音楽賞、ディプロマなど数多く受賞した。
これまでバーミンガム市響、プラハ=カメラータ、N響、新日本フィル、東京シティ・フィル、日本フィル、都響、東響、札幌響、山形響、京響、大阪フィル、名古屋フィル、アンサンブル金沢など国内外のオーケストラと共演するほか、ベルリン・フィル五重奏団、M.ヴェンゲーロフ、P.ウィスペルウェイ、N.メンケマイヤーらとの共演などでも注目を集める。東急ジルベスターコンサート、NHK『ららら♪クラシック』、NHK-FM『名曲リサイタル』、テレビ朝日『題名のない音楽会』などテレビ・ラジオの出演も多い。
2010年度横浜市教育委員会表彰。第60回横浜文化賞文化・芸術奨励賞(最年少)、第2回岩谷時子音楽財団『Foundation for Youth 賞』、2015年度青山音楽賞新人賞、第26回出光音楽賞、第19回ホテルオークラ賞などを受賞している。
これまでに故富岡萬、水野佐知香、原田幸一郎の各氏に、またドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学ではクリストフ・ポッペンに師事。

毛利文香(ヴァイオリン)
2012年に第8回ソウル国際音楽コンクールにて、日本人として初めて最年少で優勝。2015年に第54回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールにて第2位およびエリザベート王妃国際音楽コンクールにて第6位入賞。2019年にモントリオール国際音楽コンクールにて第3位入賞。これまでに、川崎市アゼリア輝賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞、京都・青山音楽賞新人賞、ホテルオークラ音楽賞を受賞。ソリストとして、読売日響、東京響、東京フィル、東京シティフィル、神奈川フィル、群馬響、大阪フィル、韓国響、ベルギー国立管、クレメラータ・バルティカ、ヨーロッパ室内管など、国内外の主要なオーケストラと共演を重ねるほか、サー・アンドラーシュ・シフ、アブデル・ラーマン・エル=バシャ、タベア・ツィンマーマン、イリヤ・グリンゴルツ、堤剛、今井信子、伊藤恵などの著名なアーティストとの共演も数多い。また、宮崎国際音楽祭、武生国際音楽祭、イタリア・チェルヴォ音楽祭、クロンベルクアカデミー・フェスティバル、ラ・フォル・ジュルネ、シャネル・ピグマリオン・デイズ等に出演。録音はナクソスより「サン=ジョルジュ:ヴァイオリン協奏曲」を2023年6月にインターナショナル・リリース。
ヴァイオリンを田尻かをり、水野佐知香、原田幸一郎、ミハエラ・マーティンに師事。桐朋学園大学音楽学部ソリストディプロマコース、及び洗足学園音楽大学アンサンブルアカデミー修了。慶應義塾大学文学部卒業。ドイツ・クロンベルクアカデミーを経て、ケルン音楽大学を最高点で修了。
トリオ・リズル(弦楽三重奏)、エール弦楽四重奏団、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団のメンバーとしても活躍している。
楽器は日本音楽財団より、1717年製のストラディヴァリウス「サセルノ」を貸与されている。
— Christophe Huss「ル・ドゥヴォワール誌」,毛利は、シベリウスの協奏曲の真髄を理解しているという点で、多くの演奏者たちとは一線を画している――この曲を客観的に眺め、描き出すことはせず、この曲につかみかかり、食らいついていく。音程は非の打ち所なく正確で、サウンドも魅力的だった。記録資料を頼りにベンジャミン・バイルマン(2010年)と毛利文香(2019年)の演奏を聴き比べれば、当コンクールの16年の歴史上"最高のシベリウス"を堪能できるはずだ!毛利の演奏はそれほど素晴らしい演奏であったし、私たちの手中にある記録映像は、その歴とした証である。

田原綾子(ヴィオラ)
神奈川県生まれ。
第11回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞、第9回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位併せて全部門最優秀賞、ルーマニア国立ラジオ局賞を受賞。
国内外でソロリサイタルが定期的に行われており、ソリストとして読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団等と共演。室内楽奏者としても国内外の著名なアーティストと多数共演し、オーケストラの客演首席も務めるなど、活躍の幅を広げている。現代音楽にも意欲的に取り組んでおり、新作の委嘱や世界、日本初演も数多い。
TV朝日「題名のない音楽会」、NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-BS「クラシック音楽館」、NHK-Eテレ「ららら♪クラシック」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」、宮崎国際音楽祭、武生国際音楽祭、ル・ポン国際音楽祭、軽井沢国際音楽祭、東京・春・音楽祭、シャネル・ピグマリオン・デイズ室内楽シリーズ、サントリーホールチェンバーミュージックガーデン、国際音楽祭NIPPON 、JTアートホール室内楽シリーズ等に出演。プロジェクトQ、ヴィオラ・スペース、ヴェルビエ音楽祭、パブロ・カザルス音楽祭、韓国音楽祭GMMFS、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀などのアカデミーに参加し、今井信子や大山平一郎、ジェラール・コセ、タベア・ツィマーマン、アントワン・タメスティ、ハートムット・ローデ、ディエムット・ポッペン、マテ・スーチュなどの各氏から薫陶を受けた。
桐朋学園大学、桐朋学園大学大学院特待生、奨学金を得てパリ・エコールノルマル音楽院、デトモルト音楽大学を最高得点にて首席で卒業。これまでに藤原浜雄、故岡田伸夫、ブルーノ・パスキエ、ファイト・ヘルテンシュタインの各氏に、室内楽を原田幸一郎、藤井一興、山崎伸子、毛利伯郎、磯村和英、川久保賜紀の各氏に師事。
2015年度宗次エンジェル基金奨学生、2015、2016年度ロームミュージックファンデーション奨学生、第47回江副記念財団奨学生、2019年度明治安田クオリティオブライフ文化財団海外留学研修生。
第23回ホテルオークラ音楽賞受賞。
Music Dialogue Artist、アンサンブルofトウキョウ、エール弦楽四重奏団、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団、Trio Rizzleのメンバーとして活躍中。エール弦楽四重奏団、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団、Trio Rizzleのメンバーとして活躍中。

上野 通明(チェロ)
2021年ジュネーヴ国際コンクール・チェロ部門で日本人初の優勝を果たし、あわせてYoung Audience Prize、Rose Marie Huguenin
Prize、Concert de Jussy Prizeと3つの特別賞も受賞。
パラグアイで生まれ、幼少期をスペイン、バルセロナで過ごす。13歳で第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで全部門を通じて日本人初の優勝するのを皮切りに、第6回ルーマニア国際コンクール最年少第1位、第21回ヨハネス・ブラームス国際コンクール第1位、第11回ヴィトルト・ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第2位など、国際舞台で次々と活躍。これまでにソリストとしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ロシア交響楽団、KBS交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、など国内外のオーケストラと数多く共演。マルタ・アルゲリッチ、ミッシャ・マイスキー、オーギュスタン・デュメイ、ジャン=ギアン・ケラスら著名なアーティストとも共演し好評を博す。
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース全額免除特待生として毛利伯郎に師事し、オランダの名チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイに招かれて19歳で渡独。デュッセルドルフ音楽大学でコンツェルトエグザメン(ドイツ国家演奏家資格)を満場一致の最高得点で取得した後、ベルギーのエリザベート王妃音楽院にてゲーリー・ホフマンに師事。
2024年ドイツのボン・ベートーヴェン音楽祭よりベートーヴェン・リング賞を受賞する他、岩谷時子音楽文化振興財団より第1回Foundation for Youth賞、第6回岩谷時子賞奨励賞、第26回青山音楽賞新人賞、第31回出光音楽賞、第24回ホテルオークラ音楽賞、第21回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。令和3年度文化庁長官表彰(国際芸術部門)を受彰。2025年第35回日本製鉄音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉受賞。
1758年製P.A.Testore(宗次コレクション)、1730年製A.Stradivarius
"Feuermann"(日本音楽財団)、弓はF.Tourte(住野泰士コレクション)をそれぞれ貸与されている。
2022年La Dolce VoltaよりCDアルバム「バッハ無伴奏チェロ組曲(全曲)」がリリースされ、レコード芸術誌特選盤に選出される。
現在、主にヨーロッパとアジアで活発な演奏活動を行っている。


